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育児休業を最長の2年まで延長することにしました

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仲良く机の下にもぐる兄弟

タイトルの通りですが、私は2018年の5月から育児休業を取得し、これまで1年半仕事をせずに育児・家事をしてきましたが、さらに半年間育児休業を延長することにしました。

 

少しずつ男性でも育児休業を取得される方が増えてきたみたいですが、大半は1か月未満の短期間の休業にとどまるようです。

 

そこで、この1年半を振り返りながら、男性が長期の育児休業を取った結果どうだったのか、育児をするうえで大切なことなど、思いつくままに書いていこうと思います。

 

 育児休業ってどういう制度?

昔の自分を含め多くの方、が勘違い・混同されているのが、育休と言った場合に二つの意味があるということです。

 

一つは単に育児のために仕事を休むという「権利」のこと、もう一つは国の育児休業給付金という「制度」のこと。

 

前者は就職して1年以上経つなどの条件を満たせば、育児のために仕事を休む権利が与えられること法律(労働基準法)が定めています。なので、基本的には会社はこの申し出を断ることができません。

よく、うちの(夫の)会社には育児休業の制度が無いと言っている方を耳にしますが、会社に制度があるなしは関係ありません。

 

後者は社会保険の中の給付制度に当たります。これは働いていた時の給与に応じた額が育児休業中に給付される制度です。

給与額の100%もらえるわけではないので、生活が保障されるわけではないですが、私たちは今のところこの給付金だけで生活しています。

また、住民税以外の健康保険料や社会保険料の納付は免除されるので、最初の半年間は実質給与額の7~8割くらいだと言われています。

 

 

大変だったこと

育児自体は妻と二人で、2歳と0歳(育休開始時点)の二人の子を見るので、そこまで大変ではありませんでした。

もちろん、妻は3時間毎の授乳があるので私がいても大変なことに変わりはありません。

 

どちらかと言えば、全く仕事から離れてしまうので、ブランクとなる期間があり、ちゃんと復帰できるのかという精神的な不安がずっとありました。特に私の仕事柄、どんどん新しいことを勉強しないといけないので、かなり精神的にきつかった時がありました。

 

それから、世間の目が冷たい。

特に、おばちゃんたちは基本的に男性は育児していない前提で話しかけてきます(「そこのパパ、そんな抱き方じゃだめよ。」みたいな)し、育休中ですと言っても通じる人はほとんどいません。年配の助産師さんや女医さんは基本的に夫は空気として扱うようです。

身内からは「ニートで大丈夫?」「給付金もらってんの?そんなことしていいの?」と心配されます。私もたまに心配になります。

 

あとは、ご飯が落ち着いて食べられない。子供を見ながら自分もご飯を食べるので、ご飯を食べた記憶が残らない。知らない間にハンバーグが消えていて、妻を疑ったこともあります。(これ、結構ママさんたちのあるあるじゃないですか?)

 

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サイクリング帰りの足湯。お気に入りの一枚

良かったこと

 

逆によかったことは、ありきたりですが、子供の成長を見られること。

初めて立った、喋ったを妻からの報告じゃなくて、その場で見ることができる。

水族館や動物園など休日混むところは平日にいけちゃう。

 

育児に関して問題なく何でもできるようになる。これは今だけじゃなくて、将来、孫の面倒を見ることができるおじいちゃんになれるんじゃないかなと思っています。

 

あと、「ブランクになって不安」と前述しましたが、実はその心配は最初の半年ぐらいで、途中から1日の前半3時間と後半3時間で妻と私で時間を分ける(前半は妻一人で子供二人を見て、後半は私が子供二人を見る)ようにしてからお互い自分の時間ができて、むしろ働いていた時より勉強する時間は増えました。

 

なのでこの育休の間に新しいライブラリの使い方を覚えたり、仕事で使っていたスキルを忘れないように復習できたり、FP3級の資格を取ったりすることができました。

 

自分の時間確保するの大事!

 

また、10月に地元の奈良県へ引っ越したのですが、引っ越し準備も、引っ越し後の作業も時間に追われることなくスムーズに終えることができました。

 

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引っ越しの時に捨てた手作りバムケロの小物入れ。さようなら

結局取って良かったの悪かったの?

いいことだらけで、取って良かったです。

 取らなければ絶対後悔していました。

 

世のパパさんに育休をおススメするかどうか

勧めたいですが、やっぱり難しいですよね。って思う。

育休を理由に降格や異動をさせてはいけないという法律がある以上、育休中の人のポジションをずっと空席にしておかないといけない。となると役職を持っている方は難しいと思います。

 

だからと言って入社3年目くらいの方が長期育休を取れるかと言うと、給付金額が少ないということもあり、やはり難しいと思います。

 

ですが、それ以上に、双子や二人目以降のお子さんをお母さん一人で見るのはかなり大変なので、難しいけど頑張って取ってください。

産後は実家でしばらく過ごすパターンもありますが、ママが孤立してしまう(育児を手伝ってくれる人が近くにいない)状況で産後直後のママが一人で子供を二人以上面倒見るのは無理ゲーです。仕事なんかしている場合ではないので、育休を取ってください。

 

最後に、妻からひと言

「ワンオペ育児にならずに心強かった。ご飯作らなくて楽だった。」

「(これから育休を取るパパさんへ)手伝うのではなく、協力しましょう。サブではなくメインで!」

最後に2、育児・育休をする上で大切だと思うもの

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広い公園(平城宮跡)

・自分の時間

・(子供たちの)生活リズム

・広い公園の早期発見

・好きな野菜、食べてくれる野菜の調理法の早期発見

・「おっさんずラブ」のような夢中になれるドラマや映画

・やすとものどこいこ

・果物の皮むき器(<-下村工業さんのめっちゃ良かった。)

・周りの目を気にせず、「悪いことをしている」という意識を捨てること