次男が誕生してから、一瞬で1か月が過ぎました。
子供と過ごしていると一日があっという間に終わってしまいますね。
まだ覚えているうちに、陣痛が始まってから産まれるまでに起こったことを時系列で記録しておきたいと思います。
2018/5/13(出産前日)
15:00
今朝から弱い陣痛のようなものがあり、昼過ぎごろから一定の間隔で来るようになりました。
経産婦なので、病院からは陣痛の間隔が20~30分になったら、病院に連絡し来るように言われていました。
ですが、陣痛の痛みが弱いということから、前駆陣痛だと思っており、やっぱり一度病院で診てもらおうと思ったときには陣痛の間隔が4分になっていました。痛みはまだ本陣痛ではない感じです。
まずは病院に電話して判断を仰いだのが出産前日の15時でした。
病院に来てくださいとのことなので、病院に向かいます
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16:30
病院に到着し、内診してもらいます。
子宮口は4cm開いていました。
10cmで全開なので、まだ出産までは時間がかかるかな~といったところです。
ですが、経産婦は陣痛から出産までは早いので、今日から入院しましょう、ということになりました。
診察していったん帰るのかと思いきや入院だったので、少し焦りました。
家に入院セットを置きっぱなしだったので、僕は一度自宅に帰りました。
長男と僕の母(日曜日だったのでたまたま遊びに来てた)と僕で晩御飯を食べた後、すぐに病院へリターンしました。
20:00
陣痛は定期的に来ていましたが、だんだんと間隔がまばらになってきて、遠のいたようです。
いつお産が始まってもいいように、入院場所は前回長男を分娩した部屋でした。
また、僕も同じ部屋に泊まることができると聞いていたので、長男は妻のお義母さんに預け、病院に泊まることにしました。
11:30
分娩室にて、妻はさすがに分娩台では寝れなかったようで、ベッドを運び入れてもらい、そこで寝ていました。
僕は部屋に備え付けのベンチみたいなところで寝ていました。
周りが分娩室なので、普通にいきむときの声とか、痛いとか聞こえてきて、あんまり寝れませんでしたが、ドア越しに出産の瞬間に立ち会えました。
隣で出産されてた方、お疲れさまでした!
2018/5/14
4:30
妻に呼ばれる声で目が覚めます。
本格的な陣痛が来ていたようです。お尻の方にも濡れたような違和感があったようです。
すぐに助産師さんを呼びに行き、様子を見てもらいます。(なんでナースコールで呼ばなかったんだろ)
内診してもらった結果、破水していて、子宮口が8cmまで開いているとのことでした。
妻はもともとアナフィラキシの発作もちだったので、万が一に備えて、高リスク分娩室なる部屋へベッドごと移動しました。
発作が出たときに備えて、エピペンをすぐ使えるところに準備しておきます。
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7:30
いよいよ分娩が始まります。
立ち合い出産は2度目ということもあり、準備は万端です。
ちなみに、準備というのは、体を冷やす用の濡らしたタオルと団扇、あとペットボトルにストロー刺したやつです。
立ち合い出産三種の神器です。
とにかく分娩室は暑いので、汗を拭くと同時に、濡れたタオルで体を湿らして、うちわで仰ぎ、体温を下げるようにします。
水分は2回いきむごとに1回の割合で差し出す感じです。
ちょうど時間的に夜勤と昼の方が交代する時間だったらしく、少しバタバタと人が入れ替わりました。
8:00
分娩が始まりました。
基本的には、陣痛が来たら一緒にいきむを繰り返します。
赤ちゃんは頭が一番幅があるので、頭が抜けるまでが勝負です。
妻&助産師さん曰く、いきむときに声を出さないことがコツだそうです。声を出すと、力が抜けてしまうようです。
妻はいきむのがとても上手らしく、長男の時に続きとても静かなお産になりました。
いきむといっても、長くいきむ、強くいきむ、一呼吸いれて2回いきむなど、状況に応じて助産師さんから指示があるので、言われたとおりにします。
僕はというと、いきむときは妻の首を持ち上げて、いきみやすいようにします。いきみ終わると、汗を拭いたりペットボトルのお茶を上げたりします。
いきむ休むを繰り返していくうちに、だんだんと赤ちゃんの頭が見えてきます。
場合によってはこのとき会陰切開をするのですが(長男の出産のときはしました)、今回はなくても大丈夫そうです。
妻からは今どれくらいお産が進んでいるのかわからないので、周りの助産師さんが「頭みえてきた」「あともうちょっと」と励まします。
8:30
頭が抜けました。
長男の時と同様、下半身がまだ抜けていない状態にもかかわらず、産声をあげていました。
首から下はいきむことなくスルッと出てきます。
出血量がかなり少なかったようで、赤ちゃんもとてもきれいな体で出てきました。
カンガルーケアを希望していたので、少し赤ちゃんを助産師さんに見てもらい、すぐに妻の胸の上に乗せられます。
不思議なことに、妻の胸の上に乗るとピタッと泣き止んで眠ってしまいました。
身長51.5cm, 体重2860gのスリムな男の子でした。
産後の処置を終えて、入院していた部屋に戻ります。
今回はほぼ無傷での出産だったので、縫合もありませんでした。
部屋に戻ってしばらくすると、産まれたての赤ちゃんもやってきます。
意外かもしれませんが、赤ちゃんは生まれてすぐに、うんちをします。それも、めっちゃ黒い
次男の初めてのオムツ交換・げっぷ出しは僕がしました(笑)
テープタイプは久しぶりだったのでスムーズに替えれるか不安でしたが、なんとか体が覚えていてくれました。
出産した当日は、とりあえず妻の休息日です。次の日からは母子同室になり、いきなり赤ちゃんのお世話がはじまります。
出産後は「おろ」といって、血がだらだらと出続けるので、超巨大なナプキンをして生活します。最終的に出血が止まったのは産後1か月と少し経ったぐらいでした。
以上が陣痛から出産までの記録です。
これから出産に臨むという方に少しでも参考になれば幸いです。
後日談
長男の出産のときと比べると、やはり陣痛から出産までは早かったです。長男の時は、陣痛が一度遠のいてしまい、陣痛から出産まで10時間かかりましが、今回は4時間でした。
長男の時は陣痛促進剤を使いました。巷のうわさでは、陣痛促進剤を使うとより陣痛が痛くなるらしいのですが、妻曰く全く変わらないそうです。
また、経産婦は後陣痛(大きくなった子宮が元に戻ろうとするときの痛み)がより痛くなるらしいのですが、それは本当のようです。