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子供に図鑑をプレゼントするときに私が考えていること

はじめに

自分の子供や親せきのお子さんの誕生日やクリスマスにプレゼントするものって迷いますよね。クリスマスはお子さんが欲しがってるものでしょうか。

誕生日は年齢も上がるし、お兄ちゃんお姉ちゃんになっていくので、おもちゃ以外のものを送りたい。そう考えている方も多いはず。

 

私は迷わず図鑑をお勧めします!

 

なぜ図鑑をプレゼントするのか

なぜプレゼントに図鑑をおススメするかと言うと、

 

 

一番は長く使えるからです。

 

私も両親から覚えてないぐらいの時に図鑑をプレゼントしてもらいました。小さいときはもちろんそれが何かわかりません。草木の図鑑だったので葉っぱばっかり書いてある絵本とか思っていたのでしょうか。

 

少し大きくなると、道や川の土手、保育園で見た植物を親に探してもらい、こんな名前なんだと調べるようになってきます。

 

図鑑はもっと大きくなっても見ていて楽しいものです。奇妙な植物を見ても面白いですし、近所に咲いている桜の種類を調べたりもできます。

 

図鑑は小さい(3歳くらい)から大人まで、ずっと楽しむことができます。

私も3歳の息子が最近体について興味を持ちだしたので、人体の図鑑を買いました。

3歳と言うと「なんでなんで期」が始まる頃ですが、息子も「なんでおなかがすくの

」「骨って何」と毎日質問攻めにあっています。精神的にじわじわと効いてきます。

 

そんなときには、図鑑で見てみよっかと、筋肉や骨、おなかのページを見て「骨ってこんなのだよ」「おなかがすくとここ(胃)が空っぽになるんだよ」と説明してあげます。女の子は知らないですが、男の子は論理的に説明すると、理解できていなくても納得してくれるようです。

 

話だけで伝わらないことも図鑑を見ながらだとすごく説明しやすいです。

 

こういう図鑑は選ばない

 

では、いざ買おうとなった時に、私が選ばないものをご紹介します。あくまで私個人のこだわりです。

 

恐竜など身近に本物が無い

恐竜など身の回りに「本物」が無いものは選びません。

なぜかというと、図鑑の中だけでは完結してほしくなくて、「骨が気になるから図鑑を見る」「筋肉を見たから実際に触ってみる」「今日見た植物を図鑑で調べてみる」など図鑑と実際の世界を結び付けてることで、図鑑をきっかけに現実の世界への興味が広がると考えているからです。

 

歴史系も同じ理由で選ばないです。歴史と言っても、「昔の暮らし図鑑」のように今の世界に実際にある物(包丁や洗濯機)の昔の姿を見ることのできるものはいいと思います。歴史上の人物や~乱はやはり図鑑の中だけで完結してしまいます。

 

また、最近多く目にするプログラミング図鑑なるものも「本物」に触れることが難しいですし、プログラマ目線から言って、幼少期からプログラミングをしておく必要はないと思っています。プログラミング自体習得するのにそんなに時間はかからないので、高校生になってから始めても早い方だと思います。

 

仕掛けが多い

仕掛け絵本的なものもあまり選びません。

 

理由はいくつかありますが、第一にすぐに壊れてしまいます。紙ですから、大人のように動かす限度も方向もわかっているし、丁寧に動かすことも出来れば壊れませんが、小さいお子さんはほんと、すぐに壊してしまいます。

 

また、図鑑の内容よりも動いて楽しい方に気を取られてしまいます。こういうものは「動くのが楽しい」年齢をターゲットにしているので、大人になった時に楽しめないような内容になっています。

 

 

重いやつ

 

これは私の中でもまだ結論に至っていません。

 

沢山情報が載っていた方が大人になっても楽しめます。

 

ですが、こどもが持つには重いですし、重いと気軽に見てみようという気になれないので、本棚に放置されがちです。

 

また、兄弟がいると取り合いになった時に危ないので、小さい間は注意が必要です。

 

重くて大きいやつは、選ばないということはないですが、親せきのお子さんへのプレゼントには選ばないです。迷惑がられるかもしれないので。

 

これらを踏まえたうえでのオススメ図鑑

さて、これらの選ばないポイントを踏まえたうえで、私がこれいいな!と思ったものを紹介します。

 

 ・きかいのしくみ図鑑

きかいのしくみ図鑑 (めくって学べる)

きかいのしくみ図鑑 (めくって学べる)

  • 発売日: 2018/09/18
  • メディア: 単行本
 

 これ、いいですね!

ちょっと大型でしたが、親戚のお子さんへのプレゼントに選びました。そろそろ届いていると思います。身の回りの掃除機や扇風機などの中身がどうなっているのか見えます。

小さいお子さんでも、普段使っているものに「中身」があるんだ!という発見から入ってもらえると思います。

 

・人のからだ

 

人のからだ (新ポケット版 学研の図鑑)

人のからだ (新ポケット版 学研の図鑑)

  • 発売日: 2014/10/14
  • メディア: 単行本
 

 文庫本サイズの図鑑です。

私が、最近骨が気になる息子へプレゼントした図鑑です。大人がいないと小さいお子さんには理解できないので、一緒に見るようにしています。

 

「記憶」って何?みたいなトピックも載っています。大人も楽しめます。

 

 ・新版 魚

 

DVD付 新版 魚 (小学館の図鑑 NEO)

DVD付 新版 魚 (小学館の図鑑 NEO)

  • 発売日: 2015/06/18
  • メディア: 大型本
 

 タイトルがシンプルで渋いですね。

私は図鑑とwiiのforever blueというゲームで魚に詳しくなりました。

最近ではマグロの切り身が海で泳いでいると思っている小学生もいるそうで・・・。

DVDも観つつ、普段食べている魚が生きているときどんな姿か、夕飯後に見るのも楽しいです。日本は魚介類に恵まれているので、実際にスーパーなどで魚や貝などをみて、図鑑で調べることも出来ます。

 

 ・美しい鉱石

 

私の誕生日に誰か買ってくれません?

以上。

 

最後に

 

2020年3月時点で世界中に新型コロナウイルスの感染が拡大し、日本でもイベント自粛や施設の休園がまだ続きそうです。

家でゲームや勉強もいいですが、図鑑を眺めて(本の中だけでですが)未知なものに触れるのもいいかと思います。

 

ぜひ、プレゼントの選択肢の一つに図鑑を入れてみてください。