今回は珍しく料理ネタを書きたいと思います。
最近圧力鍋を購入してから、結構な頻度で豚の角煮を作っています。
いろんなレシピを見ながら味付けを変えたりしているのですが、意外と書かれていないのが、肉の下処理です。
主に臭みを取るのに酒や塩をかけたりするのですが、今回は塩に注目してみます。
肉に塩を振って置いておくと、徐々に中から水分が抜けていきます。水分が抜けると仕上がりがぱさぱさしそうなのですが、実は逆で、食品に塩を浸透させることで結合水(食品の成分と結びつく水分で、蒸発したり抜けたりしない)が増え仕上がりがジューシーになります。
カラカラの干物を焼くとしっとりと仕上がるのは干す前に塩漬けにすることで結合水が増えているためです。
実験
そこで、実際に塩を振っておくことでジューシーに仕上がるのか比較実験してみました。
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