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JDLA主催のディープラーニングの資格試験が出来たみたい。けど受験料高すぎ

こんにちは、エンジニアのさもです。

本ブログでTensorFlowの記事を何度か書いているので、お分かりになられるかと思いますが、今ディープラーニングに興味があります。

そんな中、こちらのニュースが飛び込んできました。

techon.nikkeibp.co.jp

ほほー、日本ディープラーニング協会(JDLA)なるものが設立され、エンジニア・ビジネスマン向けの資格試験が出来たそうです。

気になる試験の内容と受験料などをざっくりとまとめてみます。

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目次

日本ディープラーニング協会(JDLA)とは?

  • ディープラーニングを中心とした技術によって日本の産業競争力を加速させることを目的とした協会です。
  • 人材育成やディープラーニング活用の促進などを行っていきます。
  • 人材育成の一環として資格試験を行う

です。

試験はビジネスマン向けのG試験とエンジニア向けのE試験があるようです。

それぞれ内容は、

G試験

  • 概要:ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する
  • 受験料:12,960円(税込)程度(初回 学生9,720円)
  • 試験日:12月16日(土)13時-15時
  • 試験内容
    • 人工知能の定義やディープラーニングで用いる用語について
    • ディープラーニングの手法(CNN, RNN, 強化学習など)
    • どんなことに応用されているか
    • 法律、倫理

ざっくりとまとめると、実装は出来ないけど、手法や用語は広く知っているよという感じですね。

経営者などの、非エンジニア向けだそうです。

E試験

  • 概要:ディープラーニングを実装するエンジニアの技能を認定する
  • 試験日:2018年4月(予定)
  • 受験料:32,400円(税込・予定)
  • 試験内容
    • 線形代数、確率・統計
    • 機械学習の基礎
    • 深層学習(主にニューラルネットワーク、CNN, RNN,自己符号化、強化学習)

微積分は含まれてないけどいいのかな。

推薦図書

以下、公式の推薦図書です。受験を考えていない方は書籍を読むだけでもいいかもですね。最後の「深層学習」は私も読んでいますが、エンジニア向けの内容になっています。

AI白書 2017

AI白書 2017

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)

深層学習 (機械学習プロフェッショナルシリーズ)

深層学習 (機械学習プロフェッショナルシリーズ)

参考図書

まだ専門書には手が出ないという方はこちらの書籍をお勧めします

やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん ~アヤノ&ミオと一緒に学ぶ 機械学習の理論と数学、実装まで~

やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん ~アヤノ&ミオと一緒に学ぶ 機械学習の理論と数学、実装まで~

退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング

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60分でわかる! 機械学習&ディープラーニング 超入門

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  • 作者: 機械学習研究会,株式会社ALBERT データ分析部安達章浩
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2017/04/12
  • メディア: Kindle版
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ビジネスで使う機械学習

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より詳しくはオフィシャルサイトのこちらのページをご参照ください。

受験料高い!

E試験は良い感じだなと思ったのですが、受験料高くて受けられそうに無いです。

2020年までに3万人のエンジニアを養成するとか言ってますが、もっと受験料下げないと無理だよ。。

まだ予定と書いてあるので、これから下がることを期待しておきます。

E試験に関しては、JDLA認定プログラムというものに事前に受講しておくのが必須なようです。

JDLA認定プログラムが安ければこれだけでも受けてみたいですね。

あと、数学科出身なので、試験内容がもっと具体的に分かれば機械学習周りの数学についての記事も書いてみたいです。

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