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十数年ぶりに公立高校入試の英語を解いみて思ったこと

こんにちは、さもです。

最近ちょくちょく英語を勉強しようと、ラダーシリーズを読み始めています。

www.uosansatox.biz

Level1の美女と野獣とアインシュタインストーリーを読んで、今はLevel2の星の王子様を呼んでいます。

だんだんと読めるようになったところで、今なら高校入試の英語の試験もすらすら解けるはず!と思ったので、ためしに最後の長文読解だけ解いてみました。

問題はこちらです

resemom.jp

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解けたかどうか?

解けました!

中学のときは本当に読めなくて、単語の並べ替えとか、本文とあまり関係ないところで点数を取っていました(取れていなかったけど)。

しかし、今ならちゃんと本文を読んで設問に答えることができました。

ラダーシリーズ凄い!

あ、でも全問正解ではなかったです(笑)

間違えたのは、問6の「少年がどんなことを言ったと考えられるか15字程度で書け」と、問7の「本文の内容に合うものを2つ選べ」

問6難しいですね。

たぶんきっちりと「これが答え」というものはないと思いますが、

「あ、そういえばトイレ行きたかったんだ」

とか

「早く日本に帰ってお味噌汁が飲みたいな~」

は絶対違うし、

「電車も長く使ってもらえてうれしいと思う」

は正解にしてもらえそうだけど、僕にはこれを英文にする能力が身についていなかったです。

問7はbroughtが何か分かっていれば解けました。

最後の最後に、選択肢の

(エ)Hideyuki and his family used a taxi to go to his father's house and on the road there were traffic jams

(オ)From the station attendant in Jakarta, Hideyuki learned about the train brought from Japan

で迷ったのですが、

(エ)の方は確かに文中で言っていたけど、渋滞に巻き込まれたっていうのが本文で言いたいことか?

(オ)はbroughtがよく分からないけど、なんかそれっぽい

という理由でオを選んでしまいました(笑)

よく読むと、少年が駅員さんから何かを教えてもらったという記述はないので、オは消去法で消せたんですけどね。

「なんとなくこれっぽい」っていうのは中学生から変わっていないですね。。。

久しぶりに解いて思ったこと

一番強く思ったのは、良く出来ているテストだなということです。

長い文章を読んでいると、themってだれだっけ、heってだれだっけ、itって何を指しているんだ?となることがよくあるんですが、

テストでは、例えば問3とか、問5とかが、代名詞が具体的に何かを質問しています。

ちゃんと、英文を読むとき何に気をつけて読んだらいいかを問題にしているんですね。

あと、当たり前ですが、問題が下に行くにつれて難しくなっていきます。一つのテストでいろんなレベルに分けるためにだと思うのですが、難しくなり具合が絶妙ですね。

初めの方は本文を読まなくても文法だけ知っていれば解ける問題だったり、問題の周囲2文ぐらいを読めば解ける問題だったりしますが、最後の方はちゃんと全文通して読まないと解けそうに無いです。

面白いことに、(記憶違いでなければ)問題の対象となっている箇所は、本文の前の方と後ろの方に固まっていることが多いんですね。

なので、本文の真ん中あたりは問題になっていないただのつなぎなのですが、この問題の対象となっていないところを読むのが、実際テストを解いてるときには心理的な負担になるんです。

僕が中学、高校のときは、この真ん中の部分を飛ばしたり、ここで諦めたりしていました。でも間接的に問題にかかわってくるので、飛ばすと話がつながらなくなって結果的に解けなくなります。

ちゃんと読んでも、時間が足りなかったり、そもそもあのころは意味が理解できなかったです。

ちゃんと英文が読めているかどうかのチェックに高校入試の問題を解くというのはアリだなと思いました。

そういえば、美女と野獣を呼んだときの感想には、関係代名詞なんて習っていないと書いたのですが、ガッツリ出ていましたね。プログラミングで言うと、関係代名詞は長いメソッドを切るみたいで、結構好きな文法です。

最後に

僕が中学や高校のときは、文法や単語を覚えることしかやっていませんでした。

長文読解が難しかったというのもありますが、塾や学校で、長文読解を解くコツみたいなのをさんざん教えられて、「長文読解はこんなにもたくさんのコツを覚えないと解けないのか」と思って諦めたのも一因でした。

一言、「基本的な単語を覚えて、基本的な文法を学んで、あとはラダーシリーズ読んどけば問題ないよ」と言ってくれる人が回りに一人でもいたらちょっとでも変わっていたかな。

それぐらい、今はラダーシリーズを用いた多読という勉強法に感動しています。

英語が苦手な人はぜひ試してみてください

あと、大人になって高校入試をといてみると、腕試しできたり、新しい発見があったりして面白かったです。

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